貞昌院太陽光発電設備設置事業

貞昌院太陽光発電設備設置事業

~環境に対する貞昌院の取り組み~

まえがき

 近年の内外におけるエネルギー消費量の著しい増加を背景に、1997年京都で開催された気候変動枠組条約国際会議(COP3)における京都議定書の採択など国際的な地球環境問題へ意識が高まっています。 すなわち、化石燃料を代替する新エネルギー導入や省エネルギーをより一層推進していく事が求められています。

 仏教においては、私たちは自然の中から生まれ、自然に生かさせていただいているという考えを基本にしています。自然を大切にし、自然とともに生きようという心、それは禅の精神にも受け継がれています。 このように、自然との共生は仏教・曹洞宗の始めからの精神であり、自然を守ることを、だれよりも強い意志をもって実行することが、仏教徒のあかしともいえます。

 では、私たちにできることは何なのでしょうか。
 曹洞宗では、家庭でできる具体的行動として次の10項目を提示しました。

  1. まわりの樹木・植物を大切に育てましょう
  2. 水の出しっぱなしを止め、調節コマをつけたりして大切に使いましょう
  3. 電気機器のスイッチはこまめに切りましょう
  4. ゴミは分別分類して出しましょう
  5. 余りものが出ない食事を工夫しましょう
  6. 風呂の湯を洗濯・掃除・水まきに利用しましょう
  7. 排水口にゴミ取りのネットをつけて、下水道を守りましょう
  8. 空き缶やタバコのポイ捨てをやめましょう
  9. 除草剤はできるだけ使わないようにしましょう
  10. 自動車のエンジンは不要の時は止めましょう

 

 どうでしょう。ちょっとした簡単なことばかりではないでしょうか。
また、そのような行動がどれだけの二酸化炭素削減になるのかを簡単に計算できるものを作ってみました。
⇒環境家計簿も併せてご覧ください。

 貞昌院では、それをさらに進め、クリーンエネルギーである太陽光発電設備を2003年秋より運用開始します。

 このページでは、太陽光発電の設置から運用状況をご紹介していきます。

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